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  • 執筆者の写真就労移行支援ひかり

当校に多い広汎性発達障害について


発達障害の分類

発達障害には、社会性やコミュニケーションや想像力に問題があり、こだわりが強くみられる

『広汎性発達障害(PDD)』、注意散漫で、衝動性、多動が特徴の『注意欠陥多動性障害害』、IQが50~69の『軽度の精神発達遅滞(知的障害)』などがある。

『自閉症』『高機能自閉症』『アスペルガー症候群』は同様の特徴を持った連続体の疾患と考えられ、総称して広汎性発達障害と呼ばれる。

これらの発達障害の中で、ひかりの来所者の方に関係ある広汎性発達障害についての特徴を詳しく調べ、その対処法について考えました。


広汎性発達障害(PDD)の特徴

  • 言葉の裏が読めない

言葉の裏を読む想像力が少ないため、たとえ話は通じないことが多い。

  • 2つのことを同時進行させることが難しい

1つのことに集中してしまうため、話を聞きながらメモを取るなど、2つのことを同時進行することが難しい。

  • 全ての音が耳に入ってくるため、選択的注意ができない

ガヤガヤとした環境の中で必要な声だけを拾うのが苦手で全ての音が耳に入ってきてしまう。そのため、周りの音が気になって作業に集中することができなくなることもある。

  • 表情認知ができない

見たものの動きを解釈する脳の働きに障害があるため、表情から相手の考えていることを読み取るのが難しく、相手の様子にふさわしい態度がとれない。

  • その場にマッチした表情ができない

喜怒哀楽はあるが、その場にふさわしい表情をすることができないため、誤解されやすい。

  • 場の空気が読めない

話に割って入ったり、突然大きな声で話し始めたり、笑い出したりといったその場にそぐわない行動をすることがある。

  • こだわりが強い

自分の知らないことや予想できないことに対して不安を感じ、いつもと同じだと安心するため、こだわりが強くなる。

表情では伝わりにくいので、できるだけ言葉で伝えるようにする必要性があり、話をするときは遠回しに言うのではなく、言葉に気を付けながらストレートに言う方が伝わりやすい。

周りの人目や声が気になってしまうことがあるので、話をするときは声の大きさに気を付け、席に座っている人がいない方向を向いて話をするなどの配慮をする必要性がある。

また、頭も賢くこだわりが強いため、物事への追求心があり、疑問に感じたことはどんな事でも知識欲があり、質問があった時等は、納得できるまで丁寧に答えることが必要です。


就労移行支援ひかりには発達障害の方が多く来所されています。

例えば周りの声が気になる人、場の空気が読めず大きな声で話をする人など様々な人たちがいます、同じ空間で共存し、どうすれば社会に出た時に困らないか適切な環境作りが出来るように配慮を心がけています。

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